- ホーム
- 青山学院大学について
- 情报公开?大学基本情报
- 贵顿活动について
- 全学贵顿委员会委员长あいさつ
全学贵顿委员会委员长あいさつ
- MENU -
全学FD委員会委員長 副学長
内田達也 [Tatsuya Uchida]
全学贵顿委员会委员长あいさつ
本学におけるFD(Faculty Development)に対する取り組みは、2003年度に開始した全学的な授业評価アンケートからはじまり、それが2005年度のFDプロジェクトチーム、2008年10月からのFD推進委員会、2009年4月からの全学FD委員会へと繋がり、今日に至っています。
こうした本学の取り組みの変遷は、そのままFD に対する社会的認識の変化や、FDの取り組み内容の拡大と呼応しています。FDは「授业の内容及び方法の改善を図るための組織的な研修及び研究」といわれますが、現状では単なる授业改善にとどまらず、より良い教育課程を実現するための組織的な活動を展開、実施していくことが重要となっています。これまで本学では、 GPA制度の導入、シラバスの整備、授业アンケートの導入、新任向け教職員研修の実施、教育改善?教育プログラム支援制度などによって教育力向上を図ってきました。今後はこれまでの全学的なFD活動と学部や研究科の特性に応じたFD活動を連携させて、本学の教育課程に対する 質保証を実現していくことになります。また、急速に発展している情報システムの利用も、そうした目的のために大いに期待されます。
一方で、こうした「組織的な」教育改善の取り組みが、授业方法の標準化や均一化を進めてしまい、学生の学びを定型的、画一的にしてしまう可能性は否定できません。大学のFD活動は、本来、多様な教員による個性あふれる授业の展開が可能になり、そのことによって学生のより豊かな、質の高い学びを実現するためにこそあります。本学では、そのような学びを実現すべく、FD活動を推進していきたいと考えています。