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MESSAGE 学部长メッセージ
「人间とは何か」を考え、「文化」を理解し、探る
青山学院は、2024 年11 月に創立150 周年を迎えました。文学部は、青山学院大学が新制大学として発足した1949年に開設されました。また、青山学院が明治期に専門学校令の認可を受けた際には、既に現在の文学部の原型となる学科が設置されていました。このように文学部は長い伝統の上に存在しています。
基督教学科と英米文学科からスタートした青山学院大学文学部は、今日では、英米文学科、フランス文学科、日本文学科、史学科、比较芸术学科の五つの学科を持つ学部に発展しました。文学部の目指す学問は、人文学、すなわち「人間の存在の意味」や「人間とは何か」という人類が文明を持って以来の課題を探求しようとするものです。これは、遠大なテーマですが、言い換えれば、人類に特有なのは「文化」だからその本質を探るということでもあります。
すなわち、文学部というのは、人间そのものと、人间の多様な社会的な営みである文化を総合的に理解する学问领域と言えるでしょう。国际化が进む一方で世界各地に纷争の危机が発生する国际环境、あるいは急激に进む情报技术の発展により、现代社会は大きく変化し流动化しています。そうした现代社会のなかで、「人间とは何か」を考える学问は、いよいよ重要性を増しています。世界中の人々とさまざまなつながりが深まる社会では、他者を尊重しながら连携していくために、人类的な眼差しや、现代社会に対応するための知恵と洞察力を育むことが必要だからです。それは、周囲と协调しながら振り回されない、各自の人格を形成するためにも重要な意味をもつでしょう。
文学部は、多様な領域で構成されています。言语文化系や歴史系さらに芸術系などの領域です。青山学院大学文学部では、一つ一つの学科が独自性を保ちながら緩やかな連携を大切にし、お互いを補完しながら大きな成果を得ようとしています。世界の文化は広くて限りなく深い。いま、私たちが知っていると思っていることは、本当に僅かで、偏った見方しかしていないかもしれません。
文学部は、もっと自分や他者を知りたい、もっと世界を知りたいという意欲のある人を待っています。これまでの文学部卒业生がそうであったように、先人が积み上げてきた豊かな文化を知り、それをもとに社会で活跃しようとする皆さんと共に学び、研究を进めることを、心より楽しみにしています。
——文学部 学部長
小林 和幸 [KOBAYASHI Kazuyuki]
ABOUT US 文学部について
文学部の理念
社会の高度化、情报化、国际化が进む一方で、人间の生存の危机を生み出している现実がある。人间存在の重みそのものが问われている今日にあって、キリスト教信仰に基づく本学の文学部の果たすべき役割は大きい。
文学部は現在5学科制の下に、文学、言语学、哲学、歴史学、芸術学、社会学などの学問分野を擁している。これら諸分野の存在は、学際研究の可能性を大きく広げ、人間と文化の本質を究明するための多様なアプローチを可能にしている。そして文学部の特徴は、学問的課題の探求が外国語教育を含めた豊富なカリキュラム、少人数制ゼミナール、実習などによって行われることにある。
世界の现実は、自国の文化理解と豊かな国际理解とが深く関わり合っていることを私たちに教えている。それは、世界の人々との多面的な结びつきが私たちの生活を支えているからにほかならない。人间の社会的连帯と人类的视野をもった人间の形成をめざす大学教育の目的もこの点に関わっている。大学共同体において、文学部こそが、人间そのもの、人间の多様な営みをトータルに理解するための学问研究と教育に携わっているのである。
教育研究上の目的
文学部は、「人类への奉仕をめざす自由で幅広い学问研究」を行うという大学の理念のもと、歴史ある人文学の成果を共通の知的基盘として、文学部を构成する5学科それぞれの専门性に立脚した目标を设定している。各学科は、その学问领域の特徴を基础とし、学生一人一人が人间と文化の多様な営みを理解すること、そのための资质を形成することを教育の目的とする。
青山学院の歴史を受け継ぐ学部
1949年、学制改革による本学の诞生と同时に、文学部は基督教学科と英米文学科の2学科で発足しました。しかし、それはまったくの白地に絵が描かれたというのではありません。1883(明治16)年、青山の地に东京英和学校が开かれ、また1904年に青山学院となって神学部が开设されています。その后に専门部などが开设されましたが、青山学院はつねに、キリスト教教育と英语教育を学院全体の教育の基础としていました。大学の発足にあたり、上记の2学科によって文学部が発足したのも、长い歴史と伝统を考えれば当然のことといえましょう。その后、文学部は次第に学科を増设し、现在の5学科体制に至っています。